トピックス−争議支援

【15.03.16】富士急石川タクシー富士宮労組、最高裁判所へ要請

地裁・高裁の判断は市民感情からかけ離れている

   3月16日(月)富士急石川タクシー富士宮労組の原告団と支援の仲間10名が最高裁判所へ要請を行い、署名を提出してきました。最高裁での要請は、原告団事務局長の荻弁護士より「必要性のない解雇を行った」「東京高裁は証拠を精査していない」など訴えました、原告全員からは、「前日までは通常通り営業していたのに、きのう会社の解散が決まった、本日従業員を全員解雇する、と一方的に通告してきた。しかも、深夜にタクシー車両を持ち去り会社を封鎖したうえに、事前の話し合いもなく当日の朝解雇を通告するという、非常識なやり方を強行した」など会社が行ってきた不当な攻撃や、今の生活実態などを訴え公正な判断をしていただくよう要請しました。林克支援共闘会議議長(県評議長)からは「このような解雇が許されるなら労働者は安心して働けない」「地裁・高裁の判断は市民感情からかけ離れている」と話しました。そして団体署名49団体、個人署名3369筆を渡し、約30分の要請は終わりました。

静岡県・山梨県選出の国会議員要請

 その後、議員会館へいき、静岡県・山梨県選出の国会議員要請を行いました。ある議員秘書さんは私たちの説明に「こんなひどいことを、許せませんね」と話されていました。

富士急のこのひどい行為を国会で取り上げてほしい

   午後4時から議員要請を行い、日本共産党の本村伸子衆議院・辰巳孝太郎参議院の秘書さんと面談し要請をしてきました。原告の方たちから、「突然解雇されたこと、労働組合を敵視しつぶすことが目的としていた」など話し、富士急の行ったこのひどい行為をぜひ国会の質問に取り上げてほしいと要請しました。議員からはできることはしたいと話されました。

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