【15.03.12】春闘統一行動　通信労組スト決行

静岡通信産業労組スト決行

　通信産業労組は１２日、回答延期に抗議し全国でストライキを決行しました。静岡では７時５０分より静岡市電電ビル前で、８時より沼津市沼津本局前でスト突入集会を行い、静岡電電ビル前では多くの支援の仲間がかけつけました。

地域の仲間が激励に駈け付ける

　県評を代表して林克議長は「今、労働者の賃金は円安・物価の上昇・消費税の上昇で目減りしている、通信労組の月額３万円、非正規労働者の賃金を２５０円以上の要求は当然だ」「ＮＴＴでは、労働者犠牲・利用者サービス切捨ての利益追求経営が進められ、増収増益決算となっている、内部留保は９兆円を超え、この一部を還元すればこの要求に応えられる」と激励しました。引き続き静岡地区労連・建交労・生協労連の方々からも励ましのあいさつがありました。

職場の要求を掲げスト突入

　通信産業労組の内山支部長は「ＮＴＴの職場では非正規雇用労働者が３０％を超えている、昨年のような一般職の社員や60歳超え契約社員、非正規雇用労働者の賃上げゼロという差別は許されない」「NTTは９兆円を超える内部留保がある、この一部の３．８８%を取り崩すだけで賃上げは可能だ」「私たちは、一律月額３万円以上の賃上げ、非正規雇用労働者の時間賃金の一律２5０円以上の引き上げ等、職場労働者の切実な要求の実現をめざし今日（３．１２）ストライキに突入しました」と力強く訴えました。

早朝より「春闘宣伝」

　NTT前でのストライキ集会の前、静岡駅前地下道で春闘宣伝を行い１５００枚のチラシを配布しました。昼には青葉公園前で宣伝を行い、２０１５年春闘で、すべての働く者の賃上げで景気を回復させよう。大企業の内部留保を社会的還元させ、富のゆがんだ配分を是正させよう、と訴えました。

青葉公園前