トピックス−活動報告
【14.11.22】浜岡原発の再稼働を許さない「11・22ひまわり集会」
県内外から4000人が駿府城公園に
11月22日(土)浜岡原発の再稼働を許さない「ひまわり集会」が静岡市の駿府城公園で行われ、県内外から4000人が世界一危険な浜岡原発の再稼働を許さない思いで集まりました。
集会の前に、福島支援の物産展が行われ多くの人が協力してくれました。アトラクションは、勇壮な和太鼓やアクションアニマルズによる演奏や合唱団のうたごえで盛り上がりました。
浜岡原発再稼働反対の意思示す
集会は、福保労の増田さんの司会で始まり、主催者を代表して実行委員長の林克(県評議長)さんより挨拶があり「東海地震の震源域の真上に建つ世界一危険な浜岡原発の再稼働を阻止するために力を合わせよう」。「浜岡原発再稼動反対は、『オール静岡』『オール全国』の課題。共同の輪を広げていこう」「再稼動の手続きを簡略化するなど、前のめりの安倍首相に選挙で審判をくだそう」「9月からスタートした「認めないで署名」を広げていこう」と訴えました。
来賓のあいさつを、国会に議席を持つすべての政党にお願いしたところ、日本共産党から笠井あきら衆議院議員がお忙しい中をかけつけてくれ「地震、津波など自然災害は防げないが、原発災害をなくすには政治が原発をなくすことを決断すればできる。総選挙は政治を変えるチャンス」と訴えました。また、社会民主党副党首の福島みずほ議員よりメッセージをいただき会場で代読されました。
原発事故の避難者は今も12万人以上
福島原発事故の賠償を求めてたたかっている「原発被害いわき訴訟原告団」団長の伊東達也さんが福島から駆けつけてくれ、「原発事故の避難者は今も12万人以上いる、だれも責任を取らない、怒りが渦巻いている」と訴えました。
多くの賛同メッセージが届く
川内原発のある鹿児島県の「原発ゼロをめざす鹿児島県民の会」筆頭代表委員の井上守男さんから頂いたメッセージが紹介されました。
このほか、全国からたくさんの「ひまわり集会」への賛同メッセージが寄せられています。(メッセージ)
地域で頑張っている人たちによるリレートーク
県内で浜岡原発再稼働反対で頑張っている地域の会、各界各層からのリレートークを行いました。下田、藤枝、御前崎、浜松など地域の会で頑張っていると訴え、沼津の会では「署名推進のために署名推進の会を9月21日に結成し、7万の署名をめざす」と報告しました。また、大道芸に扮した「みんしんチンドン」のみなさん、浜ネットの副代表の松谷静岡市議、放射能測定室の馬場さん、青山島田市議など次々と発言しました。
原発、逮捕だー
集会が始まる前、3つのアトラクションが演じられ、静岡と浜松の金曜アクション有志によって、原発にかかわるコントが行われ、銭形先生に引率されたエガちゃん、タケちゃんのコンビがいろいろな体験をする中でひまわり集会にも参加するというストーリーで演じられ。原発の情報はマスコミ報道だけを信じるではなく、自ら情報を集め行動しよう。とコミカルに演じていました。
浜岡原発、危ないよ!
集会終了後、静岡市内を2コースに分かれパレードを行い「浜岡原発、危ないよ!」「東海地震の真上だよ!」「原発動けば、危険は増える!」「子供を守ろう、静岡守ろう!」「川内原発、再稼働反対!」とアピールして行進し、沿道の人たちの注目を集めました。
参加した人たちからは「たくさんの人が集まって再稼働反対を訴えることができてよかった」「もっともっと輪を広げていきたい」と話していました。
この力で浜岡原発再稼働反対の世論を広げていきましょう。