トピックス−活動報告
【13.11.24】「働くみんなが元気の出る集会PART18」
シール投票「あなたのお時給どんだけ〜」
11月24日(日)「働くみんなが元気の出る集会PART18」を開催しました。
恒例のシール投票「あなたのお時給どんだけ〜」は、連休のお昼で、日差しも暖かく、家族連れが行きかうなか青葉公園前で行い、87名の方がシール投票をしてくれました。
大幅賃上げで景気回復
静岡県評の「最低生計費調査」で算出された1366円を超える人が半数あり、最低生計費に達していることはわかりましたが、そこに届かない人が半数もいました。
また、非正規労働者の最多賃金帯は相変わらず、最賃(749円静岡県)+100円の849円です、これではとても生活を守れません。賃金の底上げのためには、最低賃金の大幅アップが必要です。
給料が上がることで個人消費が増え、景気の回復につながります。
シール投票
働くみんなが元気の出る集会
「働くみんなが元気の出る集会」は第8回パ臨連総会後、弁護士の中野麻美さんによる講演「雇用改革の問題点と課題」で、労働法制について学習しました。
労働者にとって不利な現在の労働状況をどう打破したらよいのか、生きる希望のない雇用破壊はどうして生まれたのか、「雇用」とはどうあるべきなのか、等、歯に衣着せぬ鋭い分析と指摘に、会場は息を呑んで聞き入りました。男性正規雇用中心の雇用のあり方、労働組合のあり方が変わらなければ、雇用に未来はなく、貧困から脱することはできないのだという話に、耳の痛い指摘と受け止める方あり、深く頷く方ありで、参加者の胸に強く響く講演でした。
今の状況は若者に絶望が広がっていることが最も懸念されるが、「手をつなぐこと」により未来を作ることができるというお話に「元気が出る集会」となりました。