【13.11.23】再稼働反対11.23ひまわり集会に1500人集結

「浜岡原発、再稼働反対は県民の願い」訴える

11月23日、静岡市葵区駿府城公園東御門広場において、「再稼働反対11.23ひまわり集会」が開催され、県内はもとより愛知、神奈川からも1500名が結集しました。

中電の再稼働申請は県民の願いに背く

集会はまず、林実行委員長の主催者あいさつで「中電の再稼動申請にほかならず、浜岡原発はもう動かさないでほしいという県民の願いに大きく背くもの」「新規制基準は、福島第一原発でなぜ事故が起きたのか原因の究明もしないでつくったもので、国民の安全を守るものではない」「大量に放射能が外部へ出ることを前提にしておきながら、住民の安全をはかる避難計画について全く視野に入ないのはIAEAの原則にさえ反し、国民の安全などどうでもいいという姿勢そのもの」と新規制基準に基づく再稼働を批判しました。

共産党から連帯挨拶、社民党、湖西市長、牧之原市長から連帯メッセージ

来賓として日本共産党の佐々木憲昭衆議院議員が「原発情報を特定秘密とする秘密保護法には廃案に。原発ゼロのために一緒に頑張ろう」と連帯挨拶を述べました。この集会には、三上元脱原発首長会議世話人・湖西市長、西原茂樹牧之原市長、社会民主党からメッセージをもらいました。

各地の運動から

各地の運動から、「さよなら原発三島の会」の服部正平さんがお散歩ウォークなどの活動報告を、「再稼働反対アクション＠富士宮」の若林さんがトラの着ぐるみで報告し、コールや「バイバイ原発」という替え歌を披露しました。地元御前崎の「浜岡原発の危険から住民を守る会」の杉山さんから、そして「浜岡原発いらない浜松の会」の長坂さんから、2011年の5月からずっと浜松駅前で署名活動をやり、アクションにも参加している旨表明がありました。

静岡コール、注目を集める

パレード出発前にこれまでアクションなどで行われてきた静岡コールの練習をやり、会場は大いに団結しました。そしてパレードが出発すると、街ゆく人に「原発なんていらないよ、原発なんてなくそうよ」と語りかけるようにコールを繰り返し、街中の注目を集めました。静岡コールは、パレードする人の団結と街行く人の注目を集めるコールです。

再稼働反対11.23ひまわり集会はここ1年の中では大きな集会となり、中電が再稼働申請する中で静岡県民が再稼働に抗議する場となりました。