トピックス−活動報告

【12.07.07】「浜岡原発のない夏 日本の夏 七夕の夕べ」、静岡市中心街で浴衣で訴え

道行く人が「浜岡なくして」の願いを短冊にこめる

7月7日七夕の日、青葉公園にて静岡県評が事務局団体を引き受けている「原発をなくす静岡県連絡会」として「浜岡原発のない夏、日本の夏、七夕の夕べ」をおこないました。参加者は浴衣、甚平姿も交えて雰囲気を盛り上げました。
まず林県評議長が「みんなのいちばんの願いは、家族の安全安心です。しかし福島原発事故は、安全安心と原発は相いれないことを示しました。今日は七夕、星に願いをすればかなえられます。安全安心と相いれない浜岡原発の永久停止・廃炉を願おうではありませんか」と主催者挨拶を行いました。
 

「日本の夏は 原発いらない」

「歌う仲間TOMO」によるオープニング、「たなばたさま」をうたいみんなが知っている「笹の葉さらさら」から歌い始め、「七夕まつり 日本の夏は 原発いらない みんなで願う」と替え歌も披露しました。
「浜岡永久停止・廃炉に・賛成・反対のシール投票」「浜岡原発永久停止・廃炉署名」「短冊に願いを」「ハイロキャンドルを灯す」と盛りだくさんの内容で「浜岡原発のない夏 日本の夏」七夕の夕べを行いました
 

笹に短冊220枚

当日は天気も良く心地よい風の吹く中、買い物途中の人たちに浜岡原発をなくしましょうと訴え、笹の葉にお願短冊を書いてもらいました。短冊には「なくせ原発、平和な世界を!」「再稼働反対!原発ゼロの日本を」「世界が平和になりますように」など原発に対する思いが多く書かれ、また「志望校に合格できるように」「彼氏ができるように」などいろいろな思いが寄せられていました。
サンフランシスコから来たアメリカ人の英会話教室教師は、「私の出身地は地震が多く原発はない。この地震が多発する静岡に浜岡原発があるのに驚いた。とても怖い。私はアンチ・ニュークリア・パワーです」と快く短冊を書いてくれました。
夕方、「ハ・イ・ロ」と並べたロウソクに火を灯し雰囲気を盛り上げる中で「浜岡原発のない夏 日本の夏」をアピールしました。
 

防波壁完成時の再稼働阻止の共同を

浜岡原発は昨年5月に停止しましたが、県民の節電意識も高まり昨年夏は問題ありませんでした。今年も関電や九電に多くの電力を融通しています。中部電力は18メートルの防波壁を年末までに完成をめざしています。しかし、津波は21メートルにも及ぶと想定されています、又地震の揺れによる被害も想定されます。防波壁が完成しても再稼働すべきではありません。日本列島=地震列島です、危険な原発はいりません。  

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