トピックス−活動報告

【12.06.24】「最低生計費突入集会」を開催

最低生計費の実体験に5名の若者がチャレンジ

 静岡県評は、2010年に静岡自治労連、静岡県労働研究所の3団体共同で、「静岡県最低生計費試算運動」にとりくみました。このとりくみには県内の4,716人の組合員がアンケートで参加し、その内2,963人の組合員の「生活実態調査」と「手持ち財調査」をもとにして、「価格調査」を実施、多くの組合員が討議に参加して、健康で文化的な、人間らしい生活をするために必要な最低限の生活費を試算しました。
 その結果、静岡市内に住む25歳・単身独身男性の最低生計費は税込みで237,357円、時給1,366円となりました。今回、この最低生計費の実体験に5名の若者がチャレンジすることになりました。体験期間は7月1日〜7月31日の一ヶ月間です。
 

時給1,000円でも足りない

  6月24日(日)に「最低生計費突入集会」が行われました。静岡県評林議長は、この最低生計費試算運動は各地の県労連でとりくまれました。この試算運動を通じて2つのことが分かりました。第一は、私たちは10数年前から時給1,000円を要求していますが、この要求には十分な根拠があること、時給1,000円でも足りないことが分かりました。第二は、全国一律最低賃金が必要だと言うことです。全国どこで生活しても必要な生計費には大きな違いはないことがわかりました。でもこれを実体験した人はまだ居ません。みなさんが初めてのチャレンジャーです。頑張って下さい。と激励しました。
 結果が出るのは8月です。またみなさんに報告します。

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