トピックス−活動報告
【12.05.10】静岡県ナースウェーブ集会・パレード
看護師の労働時間を国際基準に!
5月10日(木)県下の看護師150名が集まり「静岡県ナースウェーブ集会・パレード」を開催
「看護師を取り巻く情勢と私たちの運動」の報告を中野千香子日本医労連副委員長があり、そのあと大利英昭さん(看護師・東京都庁職病院支部)より「交代制勤務看護師の勤務間隔は12時間以上、週32時間労働の国際基準実現へ」の講演がありました。
「看護師の労働時間を国際基準に!」
「勤務間隔を12時間以上、1日8時間以内・週32時間に!」
「法・制度改正、診療報酬改善でゆとりの看護を!」
医師、看護師不足は深刻です
今、日本の医師、看護師不足は深刻です。医師の仕事を看護師に、看護師の仕事を介護士にと「業務分担」が進んでいます。また、簡単に「業務分担」を進めることは、安全面でも問題です。安全・安心の医療・介護のためには、医師・看護師等の大幅増員が必要です。
長時間勤務が増えている!
1ヶ月の夜勤回数が多い!
夜勤日数は1ヶ月8日です。週休2日制の現在なら「月6日」です、それが働く看護師の願いです。しかし、夜勤回数はなかなか減らず、月9日以上の看護師が4分の1、10日以上も1割です。
2交替勤務が増えている
夜勤日数の多さによる疲労・睡眠不足・家族の負担などから「3交代勤務よりまし」と2交代勤務を選ばざるを得なくなっている職場が増えています。一般病棟の6割が2交替制夜勤をとっています。原因は看護師不足にあり、増員が必要です。