トピックス−活動報告
【12.05.01】第83回メーデー開催
第83回中央メーデー
小雨の舞う中「第83回中央メーデー」を静岡市の駿府公園東御門前広場で「働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう!」をメインスローガンに、開催しました。
メーデー開会宣言を細沢静岡地区労連議長が高らかに宣言し、続いてメーデー実行委員長の林克県評議長は、「皆さんといっしょに労働者の祭典メーデーを祝いたいと思います。今日は、世界中で集会が開催されています。世界の労働者との連帯をまず確かめようではありませんか」と、また「私たち労働者を取り巻く情勢はどうでしょうか、民主党政権スタートのときに掲げた労働法制や社会保障の政策は、ゴミ箱に放り込みました」「消費税増税は4年間は上げないと言っていたが野田首相は政治生命をかけてやると言っています。これはまったくおかしな話であり、政治的大義はありません」
二つ目は原発再稼動をなんとしても止めるという問題。三つ目はTPP参加とのたたかい等に触れ挨拶がされました。
多くのなかまが参加
集会には市内の労働者・婦人・青年・中小企業経営者・自由法曹団等450名の人たちが参加し「メーデー宣言」「特別決議」を採択し集会を閉幕し、繁華街へデモ行進しました。
市内をデモ行進
沼津会場
10時から、狩野川河川敷で「沼津・三島・田方地区第83回メーデー」が時折雨がパラつく中で開催され、約250名の組合員や関係諸団体の方々が参加しました。
実行委員長の三島田方労組連の室伏議長は、被災地の現状報告と復興支援の呼びかけや、TPP参加反対、消費税増税阻止、浜岡原発廃炉など山積する課題を国民目線にたって運動しようと挨拶されました。また、静岡県評をはじめ、ぬまづ憲法九条の会、自由法曹団、民医連:米山町クリニック、農民連、共産党、労金が来賓として挨拶され、中央メーデーや宮城県災害対策連絡会・東日本大震災共同支援センターからのメッセージも披露されました。
また集会では、裁判闘争を行っている通信労組、石川タクシーからの支援の訴えや、宣伝物の表彰、メーデー宣言の採択が行われました。
集会終了後には、会場から沼津駅前を通り御成橋までデモ行進を行い、市民へアピールしました。
西部会場
西部地区第83回メーデーは、浜松城芝生公園広場で約350名が参加して行われました。開始は晴れていた空でしたが、途中から雨になり、傘をさしてのメーデーとなりましたが進行は青年実行委員会を中心として、労働関連「○×クイズ」などで盛り上げました。
浜岡原発の廃炉を含め、すべての原発をなくす運動の広がり、東日本震災の復興支援、TPP反対、消費税と福祉の「一体改悪」ストップが来賓、連帯の挨拶で特に訴えられました。見逃せないのは、「機密保全法案」の恐ろしさを発言された自由法曹団浜松支部・杉尾弁護士の訴えでした。
雨の中、医療センター労組を先頭にJR浜松駅近くの新川公園までデモ行進を行い市民にアピールしました。