【11.08.18】最低賃金3円引き上げ、728円に

静岡地方最賃審議会が答申

最賃審議会が18日、県内の最低賃金を725円から728円にする結論をまとめ、静岡労働局長に答申しました。答申通りに決定すれば、上昇率は0.41％となります。
中央最低審議会が示した目安は、静岡県を含むＢランクでは1円としていました。
これまで静岡県評では、静岡労働局交渉などを行い、「目安１円にとらわれず、静岡県で生活できる賃金を実現する視点を打ち出すこと」「昨年の「政労使合意」を視野に入れた審議を行うこと」「引き上げ額の後退の理由が震災であるなら、『被災者がいるからこそ、最賃を引き上げなければならない』という視点を打ち出すこと」を主張していました。

今回の3円の引き上げは、目安は上回ったものの私たちの要求である当面1000円からは程遠く、県評としては異議申し立てを行う予定です。