トピックス−争議支援
【15.11.06】富士急本社前にて抗議
石川タクシー不当解雇事件に抗議
紅葉の11月6日河口湖畔、富士急本社前において石川タクシー不当解雇事件抗議の集会が行われました。
自交総連の呼びかけで東京・山梨等から約100人が参加し、静岡からは石川タクシー労組、富士地域労連、県評などから20人程参加しました。
要請書を手渡す
「富士急は要請文を受け取れ」「団交に応じよ」のコールにしぶしぶ門まで要請文を受け取りに来ました。
仕事は大丈夫かな
富士急河口湖駅前
富士急河口湖駅前に移動し宣伝を行いました。
紅葉の季節とあって平日でも多くの観光客がおり、富士急は働くものの生活を理不尽に奪った「こういう会社が客の安全を守れるか」との訴えに耳を傾けていました。
あまりにも露骨な組合つぶし
県評の佐伯事務局長は「石川タクシー事件は、あまりにも露骨な組合つぶし、偽装倒産、不当解雇であり、整理解雇の要件がないことが明白にも関わらず、経営不振で解雇もやむなし、との判決はあまりにもずさんなもの。今後労働委員会での闘いで逆転勝利するまで支援をしていく」と述べました。
実質的な責任は富士急本社
富士急石川タクシー富士宮労組の闘いは、解雇されてからすでに5年以上たちました。2010年2月に突然、昨日まで乗務してきたタクシーを一晩のうちに持ち去り、社屋をバリケード封鎖して翌朝、会社の解散と全員解雇を通告しました。事前に予告もなく、退職金も、再就職の斡旋もないという乱暴な解雇でした、同社で過半数の労働者を組織していた自交総連石川タクシー富士宮労組をつぶすために行ったといえます。
この解散・解雇を主導したのは、富士急(石川タクシーの親会社)に他なりません。