トピックス−活動報告
【14.05.29】2014年春の争議支援総行動
5.29全労連・東京地評争議支援総行動
5月29日、「2014年春の争議支援総行動」に富士急石川タクシー労組も参加してきました。「中央総行動」は全労連、東京地評との共同行動として実施し、各地の争議団が本社や背景資本が東京に存在しているところの取り組みです。
石川タクシー労組支援共闘会議は21名が参加し、秋田書店・シャノアール(カフェ・ベローチェ)・日本IBM・富士急東京本社・新国立劇場と回ってきました。
富士急東京本社へ抗議
富士急石川タクシー富士宮労組の親会社の、富士急東京本社へ抗議。本社前には支援の仲間が120人集まりました。抗議集会は塚原一志支援共闘事務局長の司会で進められ全労連の岩永千秋さんが主催者を代表してあいさつがありました。連帯のあいさつに自交総連の高城正利さん、県評の小林昇さんがあり、「富士急ハイランドを運営し子どもたちに夢を与える仕事をしている、それなのに働く人の夢(仕事)を奪ってる」「営業車を夜中に運び去り、朝会社へ出勤したら突然会社解散・全員解雇を言い渡された、こんなひどい解雇は許せない」など訴えがありました。原告団を代表して諏訪部みゆき委員長が勝利するまで闘う決意を述べました。
富士急東京本社へ要請書を提出
富士急は解雇撤回せよ
(株)秋田書店へ
(株)秋田書店は、漫画雑誌の読者プレゼントの当選者数を水増ししていることをやめるように訴えた女性を不当にも解雇しました。職場の不正業務に加担させられ、パワハラ・セクハラ・長時間業務をさせられ不当にも解雇しました。また、2013年8月景品表示法違反として「措置命令」が出されています。
(株)シャノアール(カフェ・ベローチェ)へ
シャノアールは、パートを一律4年で切るという雇止めする仕組みを作りました。この職場で9年近くアルバイトで働いていた女性を雇止めしました。同社は4年で雇止めする理由を「鮮度を維持するため」「学生たちにはこうした働き方は喜ばれている」などと発言しています。「女性・アルバイト差別」する会社の姿勢を正し、裁判の早期解決を目指し闘っています。
日本IBM本社へ
日本IBMは、いまや日本最大のブラック企業としてマスコミにも取り上げられています。毎年1000億近い経常利益を出す企業なのに、大量の退職強要・賃金減額を繰り返し、挙句の果てに大量の「ロックアウト解雇」を引き起こしています。
新国立劇場へ
次の新国立劇場では、新国立劇場合唱団員の契約打ち切りの事件です。争点は音楽家の労働者性で争われ、2011年4月、最高裁は合唱団員は労働者であると判断しました。しかし、現在は雇用契約を1年ごと行い、雇用が不安定となっています。団体交渉で全面解決を目指しています