トピックス−活動報告

【14.05.24】2014全労連東海北陸ブロック女性交流会

5年ぶりに静岡で開催

5月24,25日、かんぽの宿焼津にて「東海北陸ブロック女性交流会」が、県外11名、県内19名の参加により行われました。
女性部のブロック交流会が毎年行われているのは、全国でも東海北陸と、最近行うようになった四国の2箇所だけとのこと。
5年ぶりに本県開催となった交流会では、静岡県評女性部の結束力、おもてなしの心が如何なく発揮されました。
 

講演「原発ゼロ、自然を資源とした循環型社会は可能だ」

初日は、「原発ゼロ、自然を資源とした循環型社会は可能だ」と題した、林克議長による、講演で始まりました。
林議長は、フライブルクでの見聞を元に、再生可能エネルギーの最新の情報満載の興味深い話を大変分かりやすく、解説してくださいました。
再生可能エネルギー産業が既に40万人以上の雇用を生んでいることや、石油やガス、ウランの一次エネルギーを減らし、温室効果ガスを削減しながらも、日本よりはるかに高い経済成長を成し遂げているのは、驚くべきことです。
 

チェルノブイリの惨禍に学んだドイツ市民が、自治体を動かし、エネルギー自立や物資の地産池消を可能にし、地域を活性化し、地域経済を活性化させる。フライブルク市で実際に見てきた話に、ドイツ国民が原発ゼロを国是とした訳も納得できました。

「焼津の歴史―徴用船の悲劇と第五福竜丸ビキニ被災事件

2日目は「焼津の歴史―徴用船の悲劇と第五福竜丸ビキニ被災事件」と題して、焼津市平和委員会代表の成瀬実さんによるミニ講演会がありました。
焼津では戦時中に海軍洋上作戦に組み入れられた徴用船は100隻あまり、500人近い漁船員がなくなったそうです。漁船を若干改造し、軽装備で洋上にて敵機動部隊の監視を行う任務を課され、「黒潮部隊」と呼ばれたが、「敵機襲来」と打電すると相手のレーダーにキャッチされ沈没させられるので、別名「お墓部隊」の名がささやかれたそうです。
 

旧焼津港

 

久保山愛吉さんのお墓にお参り

当時の焼津の様子や福竜丸の数奇な運命について成瀬さんよりお話しただき、弘徳院の境内にある愛吉さんのお墓にお参りしてきました。  

 

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