【14.05.01】第８５回メーデー

第八五回メーデー県下１１カ所で開催

　第85回メーデーは、日本のたたかう労働運動の歴史と伝統、労働者の団結と国際連帯の流れを受け継ぎ「働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう！」をメインスローガンに、県下１１カ所で開催されました。
　静岡県中央メーデーは、静岡市駿府城公園で五月晴れのもと450人が参加し開催され、集会とデモ行進を行いました。

アベノミクスは賃上げを促進していない

　開会のあいさつを、メーデー実行委員会を代表して林克県評議長が行い「今年の春闘は賃上げなくして景気回復なしと、大幅賃上げを合言葉に闘われました。しかし、結果として中小企業へは波及していません、アベノミクスは賃上げを促進していません、これでは景気回復もできません」また「労働者派遣法の改悪・限定正社員・残業代ゼロ法案など検討されています。私たち人間らしい労働、ディーセントワークを掲げ闘っていきましょうと」訴えました。

　来賓として、自由法曹団事務局長の西ヶ谷弁護士、県商連大石秀之会長、YWCAの藤原玲子さん、日本共産党の森大介氏から挨拶を受けました。

　集会では、静岡市労連の仲間による風刺コント「テルアベ・オバマ」やデコレーションコンテストが行われ静岡市年金者組合が優秀賞を獲得しました。また、会場で石川タクシー労組を支援するカンパが訴えられ５７４００円余が寄せられました。最後に「メーデー宣言」を採択し団結ガンバローを三唱して閉幕しました

繁華街へデモ行進

　その後、繁華街へデモ行進に移り「震災復興支援を強めよう」「原発をなくそう」「賃金を上げろ」「最低賃金を１０００円以上に」「平和憲法を守ろう」と元気にシュプレヒコールをしました。