トピックス−活動報告
【13.08.09静岡地方最低賃金審議会が開催される
格差拡大の目安を乗り越え、時給1,000円に向けた着実な前進を
8月7日、中央最低賃金審議会の目安答申を受けて、静岡地方最低賃金審議会が開催されました。
(中央最低賃金審議会の引上げ額の目安は、Aランク19円、Bランク12円、C・Dランク各10円の引上げを提案、加重平均では14円アップ) 静岡はBランク
「静岡地方最低賃金審議会開催にあたっての声明」
「目安額の12円を大幅に上回る審議を求めましょう」と呼びかけ
審議会開催前、12時より伝馬町109前にて、中央最賃目安答申を受け宣伝行動を行いました。猛暑の昼間で、人通りはあまり多くありませんでしたが、チラシの受け取りは良く、「最賃」という言葉に頷く姿もありました。昨日からのニュース報道で、認識が新たになっているのかもしれないと思いました。
静岡労働局と財務事務所から「景気は緩やかに持ち直しているが、全国に比べ回復感に乏しい」との指摘もあり、「最賃が全国平均を下回っている状況では、景気回復も望めない」として、「目安額の12円を大幅に上回る審議を求めましょう」と呼びかけました。そして、政労使合意に達するには、35円の引き上げが必要であることもあわせて訴えました。
静岡地方最低賃金審議会を傍聴
審議会では、中央最賃審議会答申文が提示され、加えて、資料として「生活保護と最賃」「県内経済情勢」が説明されました。また、県評からの提出された「意見書」は全文掲載されましたが、事務局からは要旨の説明にとどまりました。一緒に提出した最賃署名(団体署名85筆・個人署名2138筆)も資料として掲載されました。
引き続き、専門部会が開催される予定ですが(非公開のため傍聴できません)、専門部会の委員名は、審議会の場では明らかにされませんでした。
ユーコープ労組「最賃ステッカー」で行動
ユーコープ労働組合静岡県支部では、最賃審議会開催日の8月7日、各職場で「最賃ステッカー」を貼って最賃の大幅引き上げを求める「最賃ステッカー行動」を414人の参加で行いました。