トピックス−活動報告
【13.06.30】原発なくそうの願いこめ、紫陽花パレード
再稼働反対アクション50週記念
安倍首相が「安全な原発から再稼働させる」と再稼働の姿勢を強める中、静岡市において「0630原発なくそう紫陽花パレード」が実施されました。このパレードは、毎週金曜日に青葉公園で実施している「再稼働反対アクション」の有志メンバーで実行委員会をつくり、アクション50週を記念して行われたもの。
さまざまな衣装で市民にアピール
パレードには約100人が、静岡市をはじめとして県下各地から参加し、「原発なくそう」「浜岡原発は廃炉」を道行く人に訴えました。パレードは事前に、仮装、コスプレ、プラカードの持参を呼びかけたもので、ちんどん屋、スクリームや動物の仮装、お遍路さんなど、それぞれの趣向を凝らした扮装で大いにアピールしました。
静岡式コールでアピール
これまで積み上げてきていた静岡式コールは、参加者の扮装と相まって市民の関心をたいへんひきました。「原発なんていらないよ、原発なんてなくそうよ」のコールが静岡の街に響き、市民の反応として立ち止まってずっと見ている人、写真を撮る人、そして何人もの人が若者を中心にパレードに参加していっしょに行進しました。これはこれまでにない、デモと市民の関係を作り出したといっても過言ではありません。
参加者からも聞いても「参加して楽しかった」「市民にすごくアピールできてよかった」との感想が聞かれ、参加して楽しいパレードとなりました。政府が再稼働の動きを強める中、垣根を低くする原発ゼロへの運動が求められてています。
県内各地からアクション交流会
パレード終了後、場所を変えてアクション交流会を開催しました。県下各地から約30名が参加し、中には途中からパレードに加わった男子大学生も同席しました。
最初、静岡アクションの林呼びかけ人(原発なくす会代表委員)から「政府が再稼働の動きを強める中、ますます再稼働反対の運動が重要になっている。今日は緩やかな会議ではあるが、大いに交流してより良い運動をしよう」とあいさつししました。各地の運動を交流しました。替え歌などでにぎやかなところ、プラカードでアピールするところ、それぞれの運動の形式はまちまちですが、再稼働反対、原発なくそうを市民にアピールすることがだいじであることが確認されました。
参加者からは「最初人数のことばかり気にしていたが、自分が主体的にかかわって意思表示することが大事、それがアクションの意義。たとえ一人になっても続けていきたい」との発言もありました。今後もアクションをつづけていく全体の合意がはかられました。