トピックス−活動報告
【12.09.11】福島原発事故から1年半、イレブンアクションで訴え
「浜岡原発は永久停止・廃炉しかない」
あの悲惨な福島第一原発事故からちょうど1年半の9月11日、静岡市繁華街109前において、浜岡原発の永久停止・廃炉を訴える宣伝行動を実施しました。
静岡県評をはじめとして、民医連、自治労連、県商連等のメンバーが、署名やチラシを持って通り人に訴えました。
なくす会代表委員の林県評議長は、「今日は福島第一原発事故からちょうど1年半、いまだ16万人もの人が原発事故だけで避難している福島の問題は他人事ではない。世界一危険な浜岡原発は廃炉にしよう」「6月に野田政権は大飯原発3,4号機を再稼働させました。安全対策もおざなりにした再稼働は多くの人の怒りを買い、首相官邸前行動に20万人もの人が集まっています。しかしこの夏のピークにも、電気は大飯が動かなくても十分足りていたことが判明しました。浜岡は全国で一番少ない原発の比率。浜岡なしでも十分やっていけます。永久停止・廃炉しかありません」と道行く人に訴えました。
署名の中で、4人連れで三島から来た学生は「こんな危険な原発は廃炉しかない」と話し、「福島原発事故で、原発があるところはみんな危ないんだということがわかりました」「使用済み核燃料の処理の方法が未確立だ。こんな危険なものを子供の代に残すわけにはいかない」と次々と感想が寄せられました。
1時間弱の宣伝のなかで、14名の参加で152筆の署名が集まりました。
廃炉署名、年末までに30万を何としても
中部電力は、12月末で防波壁を完成させて再稼働めざす旨、明言していました。しかし保安院が指示した中長期対策については、来年にずれ込むことを明らかにしました。
しかし今、県民の中に「浜岡原発はいらない」県民世論を盛り上げることが重要です。なんとしても年内30万の署名を集め、永久停止・廃炉の世論を盛りあげて行きましょう。