トピックス−活動報告

【12.02.11】浜岡再稼動反対で共同した集会

放射能から子どもたちを守ろう

県内の脱原発団体などで実行委員会をつくり、2.11脱原発集会が開催されました。この集会は例年「思想と信教の自由を守る静岡市民集会」として開催されてきましたが、今回はそれとは別に実行委員会をつくり運営されたものです。
集会はまず、福島で脱原発運動を行っている斉藤さんがいわき市の状況について話し、シングルマザーである中田真意(まい)さんが、「被災当初、御用学者や政府が健康に影響はないという情報を一方的に流す中で、マスコミ等が信じられなくなり秋田へ移住した状況などを話しました。福島県民として浜岡原発の再稼動は許せない。原発をなくすためにがんばりましょう」と述べました。
最後に壇上から脱原発にかかわる五団体が発言し、冒頭林県評議長が「県民世論を背景に二つのひまわり集会、署名を取り組んできた。3.11に被災者支援、原発なくす二点で、『3.11メモリアルひまわり集会in静岡』を開催するので多くの人が参加されたい」と訴えました。つづいて「ふきのうとう」の代表は、「4月以来『菜の花パレード』という若者の企画を実施してきた。今、福島の子どもたちを受け入れる取り組みを計画している」と述べました。次に原発県民投票の代表(前磐田市長)が「大事なことはみんなで決めることを前提に、浜岡原発の再稼動の是非を県民に問いたい」と訴えました。浜岡ネットは「東京高裁で仮処分申請に対して展望が開けてきている」と報告しました。最後に静岡県平和国民運動センターは、「原水禁・平和フォーラムの運動としてさまざまな運動に取り組んだ。9.19に続いて今年の7.16に大江健三郎氏が大規模な集会を呼びかけているので成功させたい」と訴えました。
今後、これらの団体で運動の連絡調整をしていくことが確認されました。
 

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