トピックス−活動報告
【12.01.23】浜岡原発廃炉、県民の思い届ける
「11万の重みを厳粛に受け取ってほしい」
静岡県評をはじめ、「浜岡原発の永久停止・廃炉を求める署名」を取り組んだ14団体は、23日衆議院第一議員会館において、11万の署名を経済産業省に提出しました。
この署名は、5月に県民世論に押されて浜岡原発を一時停止して以来、県内で実施されたもので、静岡県評も積極的に取り組んできました。
経産省からは資源エネルギー庁原子力政策課の松田明恭氏はじめ4名が対応し、紹介議員として日本共産党の佐々木憲昭、井上哲士参議院議員が出席しました。
林県評議長は「各地でこんなに集まる署名はないとの経験がうまれている。経産省は浜岡の再稼動について、津波対策の後住民合意を踏まえて政治判断としているが、この署名は住民合意がないことを表している。浜岡は永久停止・廃炉にするしかない」「住民の思いを厳粛に受け止めてほしい」と署名を提出しました。
会場において各団体からは「一刻も早くなくすよう指導を」「命と健康の問題だと認識している」「業者は原発事故で商売ができない。浜岡で事故が起きたら日本全体の経済にかかわる」との意見が出されました。
この後参加者は、静岡県選出のすべての国会議員に対して、浜岡原発の永久停止・廃炉の要請を実施しました。