トピックス−活動報告
【11.12.03】元気が出た春闘討論集会
「労働者の賃上げで景気回復、浜岡廃炉をがんばろう」
静岡県浜松市において、静岡県評春闘討論集会が開催され、52名が県下から参加して元気が出る集会となりました。
冒頭林県評議長が、「全労連は先の全国集会で、非正規問題が中心的課題という問題提起した。非正規の正規化、待遇改善を進めないと正規の賃金も上がらないことは明らかだ。正規・非正規共同して、地域からの賃金底上げをがんばろう」とあいさつし、学習会に入りました。
静岡大学の鳥畑先生の春闘をめぐる情勢では「「世界と日本の経済金融危機をどうみるかー労働組合の役割」と題して、「大企業が大もうけしている影での消費不況の中で、マルクスの影響力が増している。労働者の賃上げや社会保障充実で、景気回復をはからなければならない」と強調しました。
元宮城県労連議長である及川さんは「大震災における労働組合の役割と課題」と題して、東日本大震災後に労働組合が実施すべきことを具体に即してわかりやすく話していただきました。そして労働基準法には、多くの天災に関する除外要件があり、事前に労使で協定を結ぶ必要があるとのべ、30年の間に87%の確率で来る東海大地震に対する備えの必要性を訴えました。そして最後に、小林事務局次長の3・11メモリアルデーを含む「12春闘方針」の提起がありました。
翌日は、春闘方針に対する意見や単産・地域の活動報告がされ、意気あがる春闘討論集会となりました。