トピックス−行事案内
7・9大集会(横須賀)に参加しよう
7・9横須賀大集会のよびかけ
日米両政府は5月、米軍再編計画について「最終合意」し、横須賀に米原子力空母を配備することや、米本土から米陸軍第一軍団司令部を改編・強化し、キャンプ座間に移転権することを押しつけようとしています。
被爆国・日本の首都圏に、原子力空母を配備することは、3000万人の生命にかかわる、絶対に認められない暴挙です。動く「原発」の事故で取り返しのつかない事態が生まれるのでは、と憂慮する声が広がっています。日本が核攻撃の拠点基地とされる危険もいそう深刻になります。
米陸軍第一軍団司令部のキャンプ座間への移転は、アメリカの先制攻撃戦争の司令部を首都圏に置くということです。また基地被害を永久化するもので、自治体ぐるみで住民が反対しているにもかかわらず、強引に押しつけようというのは、言語道断です。
こうした政府の押しつけに反対し、地元はもちろん首都圏がひとつになって7・9横須賀大集会を成功させようではありませんか。だいたい首都圏に巨大な外国軍基地が置かれていること自体、世界で他に例のない異常なことです。横須賀で20数年ぶりとなる文字通り歴史的な大集会を成功させ、原子力空母の配備を阻止し、首都圏の基地強化・恒久化計画を打ち破ろうではありませんか。この大集会は、全国で米軍基地強化の押しつけに反対する自治体ぐるみのたたかいを大きく励ますものになるでしょう。また米軍再編の企てと教育基本法改悪・憲法改悪の動きは一体のものであり、7・9大集会の成功は、「戦争する国づくり」を拒む巨大な流れのなかで、大きな位置を占めるものです。平和の声を、いのちとくらしを守る正義の声を、7月9日、横須賀に大きく結集しましょう。
原子力空母ジョージ・ワシントンとは?
★最大積載量 10万4千トン(現在の通常艦キティホークの1,3倍)
★空母の出力 発電炉にすると約20万KW。福井・美浜原発に相当する規模
★原発と比較して
(1)狭い船体内で炉心設計に余裕がない
(2)放射能保護の格納容器が不十分
(3)船の上で絶えず振動衝撃にさらされる
(4)海難事故や交戦による原子炉の破損の可能性
(5)軍事活動のため無理な出力調整を強いられる、など危険性が増大する。
★母港化すると 年間の半数近く、横須賀港に停泊。原子炉のメンテナンス・修理活動として放射能を帯びた一次冷却水、フィルター、原子炉の機材・部品などの交換作業が行なわれる。