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いのちとくらし、雇用を守れ 「静岡県中央メーデー」

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 5月1日、第92回メーデーは静岡市葵区の青葉公園で開かれました。コロナ対策の拡充、保健所を増やして、今こそ最賃引き上げなどを求めた静岡県中央メーデーには、コロナ対策をしたうえで250人が参加しました。

 あいさつに立った菊池実行委員長(県評議長)は、後手後手のコロナ対策、格差と貧困の拡大を広げる政府の政策を批判し、コロナ解雇で特に非正規労働者が貧困に苦しんでいる実情を示し、労働組合の存在と役割がさらに注目されていると強調しました。そして格差の解消、非正規労働者の雇用確保・待遇改善は喫緊の課題とし、労働者の要求の前進のために「市民と野党の共闘」の勝利で新しい政治への転換を求めていこうと訴えました。

 

 連帯のあいさつに、県商連・市民連合しずおか・れいわ新選組・日本共産党の代表が立ち、続いて弟、袴田巌さんの再審を求めて奮闘されている姉の秀子さんから早期の裁判のやり直しを求める訴えがありました。

 恒例のメーデーコントには、鬼滅の刃から竈門炭治郎が登場。「生産性のない人間」を食べようとする鬼社長や菅辻󠄀無惨を、全集中の力と会場の参加者の拳、そして菊池議長の団結ガンバローで退治して去っていきました。

           寸劇に大盛り上がりる参加者

アピールコンテストの表彰も行われました。

 コロナ禍だからこそ生活改善につながる賃上げ・底上げ」などを大会宣言で確認した後、再び菊池議長が登壇し、団結ガンバローを会場一体となって唱和しました。

                 メーデー宣言

 なお、静岡県内では、伊東、沼津・三島、富士・富士宮、藤枝、浜松、浜北・天竜の各地でも開かれ、県評の役員も駆けつけて連帯のあいさつを行いました。

 

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