トピックス−活動報告
【17.11.14】「安倍9条改憲NO! 3000万署名」静岡全県キックオフ集会
戦争廃止!オールしずおかアクションは「安倍9条改憲NO! 3000万署名」静岡全県キックオフ集会を11月12日静岡市内で開催し90人が参加しました。主催者を代表し弁護士9条の会の西ヶ谷知成弁護士が行い「自民党は早ければ来年には発議をしようとしている、「3000万署名」は重要となっている、みんなで取り組もうと」あいさつしました。
憲法9条第3項・安倍加憲案の意味するもの
講演は「憲法9条第3項・安倍加憲案の意味するもの」と題し諏訪部史人弁護士が行いました。諏訪部弁護士は、日本は戦争を2度としない決意で現憲法ができた。自衛隊は今まで海外で一人も殺さず殺されなかった、これは憲法9条があったからだ。これが大きく変わろうとしている。
安倍首相は憲法を正面からの改憲でなく9条に3項を「加憲」しようとしている。自衛隊が憲法違反の存在ではかわいそうだからと宣伝し、3項を加え自衛隊を明文化しようとしている。しかし、政府見解では9条1項2項でも自衛隊は合憲だとしている、だから「加憲」する必要はない。
わが子を戦地に送りたい親はいない
なぜ加憲なのか。「2項(交戦権は、認めない)の空文化」だ、時の政権が存立の危機を言えば自衛隊の派兵が可能となる。しかし、アメリカと一緒に戦争し命の危険にさらされる自衛隊員のほうがかわいそうだ。また、「護憲派の分断」自衛隊を合憲とした人たちも安保法に反対し、法案の反対運動が高揚している。だから自衛隊は必要ないのかと踏み絵を踏ませ、分断しようとしている。
「加憲」の目的は現状維持でなく、自衛隊を明文化することで装備や行動も拡大できる。
自衛隊は、合憲か違憲かでなく海外へ自衛隊を派遣できるかどうかだ、惑わされてはいけない。憲法を変えさせないために3000万署名をやり遂げよう。と話されました。
会場から活発な意見が
会場からは、「目標を立てて頑張る」「住んでいるところで見える行動をしよう」「みんなでできること、集会に参加。一人でできること、チラシのポスティングなどやっていく」「3000万筆やるには自分の周りの人すべてにやらなくてはならない」「目標をもって励ましていく」など活発な意見が出されました。
事務局より、幅広い共闘で署名実行委員会の結成を目指す。市民の目や耳に届く取り組みをする。この署名を、来年の5月までにやり切ろうと提起されました。
今後のとりくみ
※「市民連合しずおか講演会」
講師:中野晃一氏
日時:12月16日(土) 18:00〜
会場:静岡労政会館6階ホール
※「静岡県憲法9条の会・大集会(仮称)」
講演:「憲法9条、変えると どうなる?」
講師:伊藤真弁護士
日時:2月25日(日) 13:30〜
会場:静岡市民文化会館中ホール