トピックス−活動報告

【17.09.16】県評 第70回定期大会開催

歴史を刻んできた70回定期大会

 9月16日、静岡市葵区のもくせい会館で静岡県評第70定期大会を開催し、代議員・役員・傍聴者、100名を超える参加者で開催しました。
 松本副議長の開会のあいさつで「1989年12月の第42回定期大会で県評が再建され、働く仲間の権利を守り闘ってきた。今年で第70回の大会となり歴史を刻んできた」と話されました。大会議長に自治労連の菊池さんと生協労連の笹原さんを選出し議事に入りました。
 

労働条件改悪に全力を挙げて反対

 主催者を代表して林克議長は「安倍政権により立憲主義がこわされ基本的人権が不安定になっている。これをたださなければいけない」また「安倍首相は共謀罪や『モリカケ』問題などで支持率が低下してきたが、北朝鮮のミサイルの発射で支持率が回復するという、おかしな現象が起きている。また、先日はJアラートの警報が鳴ったが、警報が鳴っているときには800キロの宇宙空間を通り過ぎているのに異常な対応で国民に不安を与えている。北のミサイル発射には断固反対するが、安倍首相は圧力一辺倒で、もし衝突が起きれば日本と韓国は甚大な被害を被る、力でなく対話が必要だ。それに乗じて安倍首相は憲法9条改悪を狙っている日本を戦争する国にしてはならない」と。
 また「働き方改革と称し過労死認定ラインを超える100時間の残業を容認、残業代ゼロ法案など労働条件の改悪法案を一括で提案しようとしている。この労働条件改悪に全力を挙げて反対していかなければならない」とあいさつしました。
 

来賓からのご挨拶

 来賓の全労連の橋口紀塩事務局長代行は「憲法を生かそう『3000万人署名』を、この秋からとりくみ、この力で政治を変えよう」。
 県労働組合共闘会議の鈴木英夫代表幹事は「郵政で働く非正規労働者の格差是正裁判で、是正命令が出された」と報告されました。
 県商連の大石秀之会長、日本共産党の島津幸広衆議院議員、労働金庫の芦川和人常務理事からご挨拶を受けました。
 

 

つかみとろう!要求と組織の新たな前進、日本社会の未来

 佐伯かをり事務局長から「2017年度運動の到達点と課題」「2018年度の重点課題と運動の進め方」について提案があり、17春闘のとりくみの反省や争議支援のとりくみの報告。また、来年度は、社会的賃金闘争の強化、賃金の底上げを目指し「全国一律最賃」「公契約条例制定」「公務員賃金の改善」を柱に取り組み、「安倍働き方改革」の欺瞞に暴き、「県評組織の拡大・強化」に向けて取り組み、民主主義を取り戻す取り組み、浜岡原発の再稼働を許さない運動などを提起しました。  

討論には、13人の代議員からあり「教育現場、医療現場の実態や組織拡大・春闘共闘の強化を地方から」などの発言

 

 

 総括の答弁を佐伯事務局長が行い、提案された議案は満場一致で採決されました。その後、新役員の選出、大会宣言を採択し、最後に林議長の団結ガンバローで閉会しました。  

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