トピックス−争議支援
【17.06.22】富士急株主総会で宣伝
富士急石川タクシー富士宮争議を株主へ訴え
富士急の株主総会が6月22日、富士急ハイランド内のホテルで開催されました。富士急石川タクシー労組を支援する仲間が、ホテル入り口で株主の皆様へ宣伝を行いました。
タクシー車両すべてを持ち去り全員解雇
訴えに立った自交総連の早川副委員長は「富士急行の株主の皆様に、現場で起きている働くものへ不当な行為をしていることを知っていただきたい。7年前の2月に、前日まで営業していたタクシー全車両が翌日朝、突然なくなり会社解散、全員解雇が言い渡された。会社が厳しい状況なら事前に再就職あっせんや退職金などを話し合うのが常識ではないか、そのようなことを一切行わず切り捨てた。このような不当なことが富士急のグループ会社がおこなった。しかも、静岡の労働委員会は話し合いを行えと命令したが、いまだに応じようとしていない。株主の皆様ぜひ私たちの訴えを総会の中で質問してほしい」と訴えました。
富士急の社長の奥様、堀内詔子氏は厚生労働大臣政務官
静岡県評の松本副議長は「タクシーの安全運行を守るために、法律を守れと言っていた。それを嫌悪した会社は全員を解雇した。許されることではない」また、「富士急の社長の奥様、堀内詔子氏は国会議員であり、しかも厚生労働大臣政務官を務めている。この、厚労省は『働く環境の整備、職業の安定を推進する』省庁だが、それと反対のことをやっている。堀内詔子氏は厚生労働大臣政務官として問題の早期解決を図るべきだ」と訴えました
株主の皆さん、富士急の未来のために発言を
自交総連静岡地本の松下委員長は「甲府駅前のタクシードライバーがひどいことをしているな、富士急のやりそうなことだなと声をかけてきた」「同じタクシー労働者とし解決するまで支援していく」と発言しました。
原告の諏訪部委員長は「株主の皆様、富士急の社会的信用を落とすようなことはすべきでない、富士急の未来のためにも株主の皆さん総会で発言してください」と訴えました。
富士急本社前で宣伝
富士急本社前で訴えをしていたら、通りかかった人から「頑張れよ」と声をかけてくれました。宣伝の最中、本社3階から写真とビデオを最後まで撮っていましたが、それが仕事なのでしょうか。最後に要請書を手渡してきました。
富士吉田市役所前で宣伝
富士吉田市役所前で宣伝を行いました、この宣伝に近くのお店から飛び出し話を聞いていた方や、終わるまで近くで聞いていた方もいました。また、すぐ近くには堀内詔子衆議議員の富士吉田事務所があり、話を聞いた秘書の方がいたらぜひ議員に解決するよう働きかけていただきたいものです。
