トピックス−争議支援
【16.11.22】富士急本社へ抗議と申し入れ
富士急ハイランド横の富士急本社前に100人
11月22日(火)富士急石川タクシー富士宮労組支援共闘会議の仲間と自交総連の仲間約100名が、石川タクシーの親会社である富士急ハイランド横にある本社へ抗議と申し入れ、そして河口湖駅前で駅利用者に向け宣伝を行いました。
富士急石川タクシー争議の早期解決を
富士急本社前で、司会者から「この争議は2010年2月会社を突然解散し従業員を全員解雇した、前日まで会社は何事も知らせず朝突然解雇通告、しかも夜中に全車両をどこかに持ち運び、会社にバリケードで張り巡らせ私物は外に放り出す、このようなことをやっておいて、団体交渉のも応じない」などと経過が説明されました。
最初に、自交総連の高城中央執行委員長は「この解雇はひどいやり方だ、まともな話し合いもなく突然解雇とても許されるやり方ではない。富士急は遊園地など経営し夢を与える仕事なのに従業員に悪夢を与えた。自交総連加盟の石川タクシー労組にかけられた攻撃は自交総連全体にかけられた攻撃と受け止めている、解決するまで何度でもここへ駆けつける」と自交総連を代表してあいさつがありました。
静岡県労働委員会は『会社は団体交渉を速やかに行え』と命令
静岡県評の林議長は「私たちはここへ何回も来ている、それはひどいやり方で解雇したからだ。また、石川タクシーが話し合いにも応じない、それを富士急は指導もしない。静岡県労働委員会は10月に『会社は団体交渉を速やかに行え』と命令を出した、命令で『解散・事業廃止に関して、労働者の救済、雇用確保など争議の全面解決されていない』とされている。また、労働委員会で富士急の社員である石川タクシー社長は『重要な事案は親会社にお伺いを立てなければ』と発言している、富士急は親会社として団体交渉に応じろと指導すべきだ」と訴えました。
世界遺産「富士」の名をかたるな
自交総連の仲間が次々に宣伝カーの上から富士急本社に向かって「働くものを粗末にする会社が世界遺産富士の名をかたるべきでない」「富士急で働く皆さん、あなた方の会社はこのようなひどいことをする会社ですよ、明日はあなたかもしれませんよ」などと呼びかけました。呼びかけの最中通りかかった地元の人が声援を送っていました。
富士急は労働組合つぶしをやめろ
石川タクシー富士宮の諏訪部委員長は「法律順守を迫る労働組合が邪魔だと会社を解散し全員を解雇した、これは紛れもなく労働組合つぶしだ。また、4月には国会で取り上げられた。石井国交大臣は、公共交通事業の廃止は利用者にも知らせ、地方公共団体とも協議することが望ましいと答えたが、それを守っていない」など、最後まで闘う決意を述べました。
その後、要請書を手渡しました。
にぎやかな河口湖駅前
河口湖駅前で宣伝を行い、多くの観光客や地域の人たちでにぎやかな中訴えを行い。通りかかった親子づれが、何をやっているのか興味深そうに見たり、外国からの観光客が写真を撮っていました。
バスでブロック