【16.05.01】第87回　メーデー静岡県下で開催

働く者の団結で生活と権利をまもろう

　5月1日、県内10か所でメーデーが開催され、静岡県中央メーデーは静岡市常磐公園に500名が集まり、生活と雇用を守れ、戦争法を廃止、安倍「暴走政治」ストップ！と声をあげました。

開会あいさつをする林県評議長

　開会あいさつで林県評議長は「アベノミクスの経済政策は破たんし格差を拡げた。静岡の最低賃金は首都圏に比べ低いことから若い世代の県外流出している。最低賃金の引上げは緊急課題である」と訴えました。

激励と連帯の挨拶

　静岡県弁護士憲法9条の会から、河村弁護士が「安保法制の強行採決は立憲主義をないがしろにした。今こそ平和憲法を守る活動をすすめよう」と挨拶。市民団体ミナシズから初めてメーデーに参加した大学生の法月さんは「安保法廃止のため野党共闘の声を上げ続けなくてはいけない」と発言。静岡県商工団体連合会の大石さんは商工業者の立場から「消費税引上げは大打撃を受ける」と、反対を主張しました。政党からは島津衆議院議員、鈴木ちか参院予定候補者が挨拶し安保法制の廃止、立憲主義を守るため選挙の重要性を訴え共闘を呼びかけました。

　恒例のコントは静岡市労連のメンバーが「真田丸」をもじり「逆さ丸」と題し「戦のない平和な世を取り戻そう」と演じ、最後は会場と一体になり声をあげ盛り上がりました。
メーデーに花を添える工夫を凝らしたデコレーション・プラカードのコンクールは年金者組合が第1位を獲得しました。

市民にアピール

　メーデー宣言を参加者全員で採択した後、日曜日の繁華街をデモ行進し「戦争する国絶対反対！」「残業代ゼロはごめんだよ」などとシュプレヒコールをし、街頭の市民にアピールしました。