トピックス−争議支援

151017富士急本社(山梨県)へ申し入れと抗議の行動

強い雨の降る中,富士急本社前で抗議

 10月17日(月) 富士急本社(山梨県)へ申し入れと抗議の行動
 富士急石川タクシー富士宮労組支援共闘会議は、親会社である、山梨県の富士急ハイランド横にある富士急本社へ申し入れと抗議の行動、河口湖駅前での宣伝に行きました。
 

「富士急」は早急に話し合いに応じろ

 本社前で抗議の行動を塚原支援共闘会議事務局長の司会で始まり、この争議は6年半以上経過しているがいまだに解決されていない、親会社である富士急は解決を図れと訴えました。
 続いて県評の小林事務局次長が、「石川タクシーは夜中にタクシー車両を持ち去り、朝電話で従業員を呼び出し、突然解雇を言い渡した、これはまともな経営者のやることではない。もし解雇をしなくてはならない状況になったら、事前に従業員に伝え十分に説明する、しかも会社にバリケードを張り巡らし私物は外に放り出すこのようなひどいことをやっていて、いまだに団体交渉にも応じていない。これが大企業『富士急』のやることか、早急に話し合いに応じ問題解決をはかるべきだ」と訴えました。
 

窓からこっそり写真を撮るより仕事をしなさい

 自治労連の大場特別執行委員は本社ビルの窓からこちらの写真を撮っている女子社員に向かって、「あなたたちは会社の命令でやっていると思うが、あなた方の会社は社員を放り出し問題解決のための話し合いにも応じない会社ですよ。次はあなたかもしれませんよ、あなた方も同じことがされても黙って会社を去りますか。」と訴えました。
 自交総連静岡地連の松下委員長は「企業には社会的責任がある、富士急の子会社が労働組合と話し合いもしないで一方的に解雇したこのことを改めるように指導すべきだ」と訴え、各氏が富士急石川タクシーの行った不当な解雇と、それを改めさせない親会社の富士急を厳しく批判しました。

計画的に進めてきた組合つぶしだ

   富士急石川タクシー富士宮の諏訪部委員長は、「法律を守れと言っていた組合を嫌悪し全員解雇した、しかも事前の説明もなく突然の解雇、これは計画的に進めてきた組合つぶしだ」と訴え。
「4月22日の国土交通委員会で、石井国交大臣は『公共交通事業の廃止は利用者にも知らせ、地方公共団体とも協議することが望ましいと答え』また藤井自動車局長は、『道路運送法で予め7日前には掲示しなければならない』と答弁したが会社はこれらを守っていないと指摘し、富士急は早期に問題解決をするよう」訴えました。
最後に富士急へ団体交渉を早期に開催するよう等の申し入れ書を手渡してきました。

 

富士急河口湖駅前で宣伝

 富士急河口湖駅前で宣伝行動を行い、富士急の子会社、富士急石川タクシーの行った働くものを顧みない仕打ち、それを容認している親会社の富士急の実態を、駅を利用する人たちに訴えました。  

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