トピックス−活動報告

【15.05.01】第86回メーデー

県下10カ所で開催

 第86回メーデーは5月1日、五月晴れのもと県下10カ所で約2000名が参加し「働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう」をメインスローガンに開催されました。  

5月1日は働く者の日

 メーデーは、今から129年前の1886年5月1日、アメリカの労働者が、「8時間は仕事に」「8時間は休息に」「残りの8時間は自分たちの好きなことのために」と8時間労働制を要求し、ストライキで立ちあがった日です。私たちは、5月1日は働くものの要求実現のために団結し行動する日として、今日まで受け継ぎ行っています。  

派遣法改悪案や残業代ゼロ法案をゆるすな

 静岡県中央メーデーは9時半より400名の参加で静岡市駿府城公園にて開催されました。開会のあいさつは、実行委員会を代表して林克県評議長が行い「いま、物価の高騰・消費税増税などで、私たちの実質賃金は22か月連続で下がっている。その一方トヨタはじめ大企業は過去最高収益を上げている」「安倍政権は派遣法改悪案や残業代ゼロ法案など労働法制の全面改悪を今国会でおこなおうとしている、これはメーデーの起源『8時間労働制』を根幹から崩すものであり廃案に追い込んでいきましょう」「連休あけに日本を戦争する国にする『戦争立法』が上程されます。自衛隊が世界のどこにも出かけて戦争ができるというものです、『戦争反対・若者を見殺しにするな』の声をあげましょう」とあいさつがありました。  

   来賓に、自由法曹団事務局長の西ヶ谷知成弁護士、YWCAの藤原玲子さん、静岡県商工団体連合会会長の大石秀之さん、日本共産党衆議院議員の島津幸広さんからご挨拶をいただきました。

コント「アナとアベの慾の女王」

 つづいて、恒例のメーデーコントを静岡市労連の仲間による「アナとアベの慾の女王」を安倍内閣への風刺をこめて演じ参加者から喝さいを浴びました。デコレーションコンテストは今年も年金者組合が最優秀賞を獲得しました。
 最後にメーデー宣言を全員一致で採択し、団結ガンバローを三唱して閉幕しました。
メーデー宣言  

 

 

繁華街へデモ行進

   その後、静岡市の繁華街へデモ行進し「賃金引き上げで景気を回復させよう」「大企業の内部留保を社会に還元せよ」「労働者派遣法の改悪反対」「残業代ゼロ法案の導入はやめろ」「浜岡原発の再稼働反対」「平和憲法を守ろう」「辺野古に基地を作るな」と元気にシュプレヒコールをあげて行進しました。

 

 

 

 

▲ このページの先頭にもどる