トピックス−活動報告
【13.05.01】第84回メーデー開催
静岡県下11カ所でメーデー集会を開催
静岡県下11カ所でメーデー集会が開催されました。
静岡市駿府城公園で開催された第84回中央メーデー」は未明の雨もやみ五月晴れの中「働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう!」をメインスローガンに、350人が参加し集会とデモ行進を行いました。
メーデー宣言
賃金を上げてこそデフレ脱却
メーデー実行委員会を代表してあいさつした林克県評議長は「安倍首相があんなに財界に賃金を上げるよう要請しても、賃金が上がっていません、逆に下がっているのが現状です。その一方物価の値上がりが始まっています」と語り。「デフレ脱却には労働者の賃金を上げることが必要だ」と訴えました。
来賓の自由法曹団の阿部弁護士は「 安倍首相は憲法96条の改悪で改憲発議の要件を緩和改悪しようとしている。96条改憲は、将来的な9条改憲を視野に入れたものであり、国民抑圧と軍事大国化のための憲法に変えさせてはならない」と挨拶がされました。清県商連副会長、日本共産党の森大介氏からも挨拶を受けました。
繁華街へデモ行進
集会では、男声コーラスやデコレーションコンテストが行われ、最後に「メーデー宣言」「特別決議」を採択し団結ガンバローを三唱し集会は閉幕しました。繁華街へデモ行進に移り「震災復興支援を強めよう・原発をなくそう・賃金を上げろ・消費税の引き上げはやめろ・平和憲法を守ろう」とシュプレヒコールをしながらデモ行進をしました。
メーデーは、1886年の5月1日、当時過酷な長時間労働を強いられていたアメリカの労働者が、「一日のうち、8時間は仕事に、8時間は休息に、残りの8時間は自分たちの好きなことのために」と8時間労働制を要求し、ストライキで立ちあがった日です。メーデーは働くものの権利を主張し、その時々の要求を掲げ団結と連帯の力を示す日として発展し、今日まで受け継がれています。