トピックス−活動報告
【13.03.10】原発なくそう3.10アクション、にぎやかに
さまざまな人たちが集まって
3月10日、3.11のメモリアル行動としての「原発なくそう!3.10アクション」が静岡市で開催され、約400人が参加し、「再稼働反対」「浜岡原発廃炉」「原発なくそう」の声を上げました。これは、県評が参加する原発なくす会が実施を提起し、金曜アクションに参加する様々な幅広い個人が実行委員会を結成して開催されたもの。
「子供・孫の世代に希望を手渡そう」
集会は、林克実行委員長(県評議長)の主催者あいさつで始まり、「福島では今なお15万人の人たちが避難している。静岡県民は他人事でないと考え、浜岡原発の永久停止・廃炉の声が高まっている。電気は足りている。天然ガスから再生可能エネルギーにシフトし、子供の世代、孫の世代に安全・希望・未来を手渡そう」と訴えました。
その後、1分間スピーチと銘打って、合計22名の人たちが発言しました。緑の党や共産党の市議会議員の皆さん、元大学教授、弁護士、青年、看護士、女性、被災地に野菜を送っているボランティアグループ、台湾からホームステイできている若者グループが台湾の原発の危険性を訴えるなど、思い思いの意見をアピールしました。
行動するアピールを採択
集会は、最後に「一刻も早い浜岡原発の廃炉、日本中の原発の再稼働を決してしない事、すべての原発を安全になくすことを求めます。未来のために、愛情を持って、私たち一人ひとりが考え、協力して行動することを誓いましょう!」と訴えるアピールを採択して集会を終わりました。
にぎやかに、多彩なパレード
その後パレードに移り、市役所前、札の辻から呉服町通りを南下しパルコ前で解散しました。参加者は、子どもみこし、アニマルドラム隊を先頭に、思い思いのコスチュームやプラカードを手にして行進しました。
コールの静岡方式で一体感
パレードでは「原発なんていらないよ 原発なんてなくそうよ 浜岡原発あぶないよ 世界で一番危険だよ」「そーれ 子供を守ろう 自然を守ろう 再稼働反対 原発いらない」といわば静岡のオリジナルなコールとして、パレードの一体感を表現しました。
午後は、ライブステージが実施され、福尾野望さん、原発紙芝居、大島優美子さん、会津里花さん、音楽非武装戦線、内田ボブさんなど、次々とステージに立って、音楽で反原発を訴えました。
毎週金曜日に通行人に訴える替え歌を、「金曜アクションアニマルズ」が歌い、会場からの喝さいを受けた彼らは、これからの一層の金曜行動への参加を訴えました。
このメモリアル行動は、静岡市以外でも3日に行った浜松市をはじめ県下各地で実施されました。