トピックス−活動報告
【13.01.16】川勝知事との交渉で要求前進
「使用済み核燃料の処理のめどが立たず、再稼働できる状況ではない」
国民大運動静岡県実行委員会は1月16日、川勝静岡県知事との5項目にわたる交渉を実施しました。これは10月末2日間にわたって、県庁内各部局と交渉した内容の中から重点5項目を、知事と直接交渉するというものです。
浜岡原発再稼働に関しては、「使用済み核燃料の処理のめどが立たない現在の状況では再稼働することはない」と述べ、これは中部電力が安全対策を終了した今年末も同じだとのべました。また「私は県民投票をあきらめておらず、議会に条例案作成を投げてある」と述べました。
住宅リフォーム制度の拡充については、「現行の制度はたいへん好評だ。お礼を言いたい。制度はつづけていきたい」と述べました。
長年の懸案だった重度障がい者の自己負担・現物給付問題は、障がい者の代表が切々と現状を訴えたのに対して、知事は「この議論は今年限りにしたい」と述べ、その前進に向けて前向きの姿勢を示しました。
オスプレイ配備についても、「防衛大臣が安全といっているがそれはアメリカの受け売りだ。配備は認められない」と重ねて今までの主張を確認しました。
前年の交渉よりも、いくつかの点で一定の前進があり、来年度についても地域から積み上げていこうと意思統一しました。