トピックス−争議支援
【12.04.11】富士急石川タクシー支援行動
資本家の横暴は許さない
4月10日(火)富士急石川タクシー富士宮労組支援共闘会議は、石川タクシー富士と富士急静岡バスへ当該組合員・支援の仲間と弁護士、総勢22名で抗議と要請行動を行ってきました。
富士急グループの「石川タクシー富士宮(株)」は、2010年2月9日会社を突然解散させ、そこで働く乗務員全員を解雇しました。組合員13名は、この会社解散・解雇は到底認めることはできないと、解雇無効と未払い賃金の支払いを求める訴訟を起こして争っています。
富士急静岡バスの鷹岡営業所の門前で、当該組合の諏訪部委員長は「組合事務所の明け渡しを求めているが、今争議の係争中であり交渉は解決してからだ」と訴え。続いて林支援共闘会議議長(県評議長)が「働くもの全体の問題だ、このようなことが許されるなら安心して働けない」と。弁護団の荻弁護士からは「前例のない大事件であり、資本家の横暴は許せない」と訴えました。
石川タクシー富士(株)本社前
石川タクシー富士(株)本社前で、諏訪部委員長は「乗務員を解雇しながら一方ではタクシー乗務員の募集を新聞紙上に掲載し、ハローワークにも求人票を出している、タクシー乗務員を雇い入れるなら未経験の人にII種免許を取らせるよりも免許を持っている組合員を雇う方が会社にとってもいいはずです」と。また、小林県評事務次局長は「団交に応じない社長は非常識だ」と訴え、最後に「勝利するまで闘うぞ」とシュプレヒコールを上げてきました。