トピックス−活動報告
【11.03.23】「浜岡原発はすぐに停止して」中電に申し入れ
静岡県評が浜岡即時停止署名をスタート
福島第1原発が過酷事故をおこす中、静岡県評も結集する原発問題住民運動静岡県連絡センター(原発センター)は3月23日に中部電力・静岡県に「浜岡原発即時停止」の申し入れを行い、署名運動をスタートさせました。
中部電力静岡支社において原発センター代表委員の林県評議長は、「中部電力はずっと原子力発電所が安全であるといい続けてきたが、福島であのような事故があった以上、東海地震の震源域の真上に立つ世界一危険な浜岡原発は直ちに停止してほしい」と申し入れました。現地から参加した「浜岡住民を守る会」のメンバーは、「40年前に原発ができたとき、前の砂丘は砂がたいへん豊富だったが今はやせていて津波を防げない。防護壁を12メートルにしても危ないことにはかわりはない」と現状を訴えました。そして最後に「中電は1ヶ月以内に文書で回答してほしい」と迫りました。中部電力加藤総務課長は、「上のものに誠意をもって伝えていきたい」と延べました。
「みなさんの意見は聞いていきたい」
続いて静岡県危機管理部において同様の申し入れを行い、対応した藤原原子力安全対策課長は、「検討した上でみなさんの意見を聞いていきたい」と述べました。
同時に県政記者クラブにおいて、中電・静岡県の申し入れと浜岡原発即時停止署名をとりくむ旨、記者会見も実施しました。
署名スタートで繁華街宣伝
1時からは青葉公園において署名スタート宣伝を実施し、昼過ぎで人どおりが少ない中、参加した15人が呼びかけると、高校生など若い人を中心に次々と署名や募金に協力し、1時間あまりで130人の署名と23,772円の募金が集まりました。署名は、5月末までの集中した取り組みで、国に向けて提出していきます。各単産・地域での協力を呼びかけます。
静岡市においては次回、同青葉公園において31日に実施していきます。